物流業務を外注化(業務委託)することによるメリットとデメリット
メリット
1.物流コストが削減できる
2.自社で行うよりも短期間で物流コストの削減効果が出る
3.自社のコア業務に専念できる
4.経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)を節約することができる
5.固定費(人件費、車両、情報システム)が圧縮できる
6.5により、資本効率(ROE)が向上する
7.専門性の高いサービスが受けられる
デメリット
1.物流業務に関する知識やノウハウが社内に蓄積されない
2.企業機密やノウハウが漏出する恐れがある
3.きめ細かい物流サービスが困難になる
物流業務の外注化(業務委託)の2種類の違い
1.個別の物流業務をそれぞれの事業者に業務委託する
◆近距離輸送
◆臨時の緊急輸送
◆長距離輸送
◆倉庫業者
◆在庫管理作業請負会社
◆情報システム会社
各事業者を手配・管理する部門(係)が必要となる
2.物流業務全体を業務委託する
◆輸配送・保管・荷役などの物流業務を一括して業務委託するので、元請物流業者だけを管理すればよい
外注化(業務委託)することのメリットとデメリットを充分に理解したうえで、自社の状況やニーズによって委託内容や物流業者を選んでください。